肩の痛みを緩和する体操

上肢

こんにちは。
作業療法士のブログ、ふじいろブログです。

肩の痛みには様々な原因と痛み方があり、悩んでいる方は多いと思います。

軽く揉んでみたり、シップを貼るなど様々な対処法がありますが、運動療法として一つ試してみて欲しい方法があります。

今回は肩の疼痛緩和に向けた運動をご紹介します。

手軽に行えるものですので、是非ご一読下さい。

肩を痛めたばかりの方は、病院への受診をお勧めします。


病院に行く程でもないけど肩が痛い、または肩の痛みが慢性化しているという方にはオススメの方法です。


しかし運動療法は本来一人一人に個別にプランニングされるものである為、身体に合わない様子がありましたら、運動を中止して下さい。

もし読み進めて「内容が良い」と思って頂けましたら、SNSで高評価やフォロー、シェアをして頂けたら大変うれしいです。⇓⇓⇓⇓⇓

スポンサーリンク
SNSでのフォローをお願いします!
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
今後もリハビリテーションについての情報発信を行っていきますので、ふじいろブログをよろしくお願いします。
SNSフォローボタン
フォロー、高評価をお願いします!

さっそく運動の準備から

姿勢

真っ直ぐ立つ、あるいは真っ直ぐ椅子に座った姿勢で行います。
椅子の背もたれには寄りかかりません。

必要な環境

まっすぐ立った時(座った時)、手を置くのに高さの丁度良いテーブル(or棚)があれば用意して下さい。

なければ壁のすぐそばで行います。

物品を持って行う

一番手軽に用意できるものはタオルです。

タオルの端を結んで、その反対側を持ちます。
タオルを振り子の様な形で持ちます。

片方を結んで、振り子のようにしたタオル

もしくは小さいフライパンなど、多少先端に重さがあるもので行っても効果があります。

運動を行っていきましょう

まず肩が痛い方の手をテーブル、もしくは壁の触りやすい位置・向きで手を置きます。

手のひらを広げて、全体的にテーブル・壁に接地する様にします。

そして、肩が痛くない方の反対の手でタオル(orフライパン等)を持ち、肩からぐるぐる回します。

タオルをぐるぐる回している写真

回し方は後ろから前でも、前から後ろに回す形でも構いません。
両方行っても良いと思います。

この運動を行う時、心がける事として

①あくまでもテーブルもしくは壁にある手は接触しているだけで、押したり力を込めたりしない

②運動に伴って置いている手の位置がずれて行かない事。

③テーブル・壁への手のひらの全体的な接触を保つ事。

が重要です。

運動量

あまりこの運動を行いすぎると、今度は良い方の肩を痛めてしまう可能性があります。

10~20回程度を目安にしましょう。
※もし疼痛のある肩の反対側にも、肩の痛みなど不具合がある場合は、この運動は適応しませんので、行わない様にしましょう。


運動後に肩の痛みが軽減した、腕が全体的に軽くなったと感じたら、効果があると思いますので継続して行って下さい。

肩の痛みがひどくなっていると思う時に、この運動をやって行きましょう。(1日2~3回)

なぜ痛い肩と反対側の肩を回すと効果があるのか?

補助手の神経活動はものスゴい

何か作業を行う時、人間の両手は主に動作を行う手と補助する様な役割の手に分かれて、役割分担して働きます。

主動作の手と補助する手

一見、主動作を行う手の方が神経を沢山使っている様に思えますが、実は補助側の手にも大量の神経活動は起こっています。

補助手は、主動作側が何か行為を行っている間に、黒子(裏方)の様に大切な仕事をしています。


補助手は、動作をすることにより発生した感覚情報を受けとめます。

身体全身の姿勢やバランスと連動する様に、全身を微調整する様に働きます。

タオルを振り回す場面では、主動作を行うタオルを振る手の方が、動きもダイナミックで意識も向かいやすいですが、その背景では壁やテーブルにある補助手が全身の感覚を受けて、無意識的に運動の微調整しているのです。

壁やテーブルを強く押してしまうと…

もし強く壁やテーブルを押してしまうと、肘や肩にも強い力が入って、姿勢が固定されてしまいます。

そうすると微調整は起こりません。

テーブル・壁への接触を保つ程度に手のひら全体を置く様にすると、手のひらの感覚を感じる為に手首・肘・肩の筋肉が細やか姿勢を変えてコントロールされます。

肩周囲の筋緊張も調整され、肩のアライメント(姿勢)が直り疼痛緩和に繋がるのです。

手のひらの感覚を感じる為に、手首・肘・肩の筋肉が細やかにコントロールされる
         ↓
肩のアライメント改善、疼痛緩和に繋がる

硬そうな肩

今回は肩の疼痛緩和に繋がる運動をご紹介しました。

「痛みのある肩の反対側を動かす」という発想は普通では考えにくいものだと思いますが、試して見る価値はあります。

しかし重ねてになりますが、身体に合わない可能性もあるので、無理をせず不具合を感じたら中止して下さい。

お役立てになれば、大変嬉しく思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました