【片麻痺】無意識が大切な理由

脳卒中

こんにちは。
作業療法士のブログ、ふじいろブログです。


脳卒中のリハビリをしていると、「無意識の動きが大切」と言われた事があるのではないでしょうか。


今回は、無意識の動きについてお話しします。

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二重制御論

人間の運動神経には、随意的に意識して動かす経路と、無意識に動かす2つの経路があり、お互いが協調しあいながら身体をコントロールしていいます。

また、随意的な経路は手足の末端を主にコントロールし、無意識の経路は体幹や、肩・肘・股関節・膝など、身体の真ん中に近い所をコントロールしています。

例えばパソコンを操作する時って、指先はある程度意識して動かしてますが、肩や肘がどう動いているかは、あまり意識していませんよね。

無意識の経路で姿勢を作って、それを土台に手足の随意的な運動があると言えます。

人間の先祖はトカゲ

人間は進化の過程で、小さい脳(旧皮質、脳幹)の上に大きな大脳(新皮質)ができました。

人間の先祖を辿るとトカゲです。


トカゲは小さい脳(旧皮質・脳幹)しかない為、体幹をクネクネと大きく動かし、運動は考えて行う要素は少なく、反射的なものです。


人間はこの反射的な脳の上に、考えて動く脳が乗りました。


無意識の経路の働きを土台に、随意的な神経を働かせなくてはならないのです。

考え過ぎず動く事が大切

麻痺のある指先をがむしゃらに力んで動かそうとすると、身体は捻れて、肩は張り肘は曲り、指先まで強張って動きにくくなる事があるのではないでしょうか。

反対側の良い方の手まで力が入りすぎて、張ってきて痛くなったりします。

課題・作業などを行う時は、なりふり構わず指先だけを動かすという意識は良くないでしょう。


全身の筋肉のリラックスした状態を保ち、全身で課題に向かって行くことが重要です。

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